保険証の交付

健康保険に加入すると、加入の証である「健康保険被保険者証(保険証)」が交付されます。保険証さえ提示すれば、被保険者・被扶養者として、医療費の一部を負担するだけで、病気やけがなどの診療、投薬などが、全国のどこの保険医療機関でも受けられます(ただし先進医療などは除く)

お金と同様に大切なもの

医師は治療に要した費用を、あとから健保組合に請求することになるため、保険証は医師と患者をつなぐパスポートのようなもの。お金と同様に価値のある大切なものです。紛失によって思わぬトラブルに遭うこともありえますので、取り扱いには十分注意して大切に保管してください。

マイナンバーカードの保険証利用が可能になりました

2021年10月から、オンライン資格確認を導入している医療機関を受診する際は、マイナンバーカードが保険証として利用できるようになりました。利用には事前にマイナポータルからの申し込みが必要です。

臓器提供に関する意思表示

臓器の移植に関する法律の改正にともない、保険証の裏面に臓器提供に関する意思表示欄が設けられることとなりました。
意思表示欄の設置された保険証を配布された方は、ご自分の意思についてご家族や友人と話し合って意思表示をしておきましょう。
なお臓器提供についての詳細は、日本臓器移植ネットワークのホームページ(https://www.jotnw.or.jp/)でご確認ください。